小児包茎の多くは自然に翻転します(むけます)。昔から、小児包茎に対しては、親が剥いてやった方がいい、そのままがいい、と賛否両論ありました。そして現在も確かな方法が見つかっているわけではありません。しかし、近年は無理に剥かないほうがいい、という説が強くなっています。ただし、繰り返し炎症を起こすような場合は、治療が必要でしょう。
幼児は「おねしょ」、学童期の子どもに対しては「夜尿症」と呼びますが、症状は同じです。
小さなお子様によくあるのが「停留睾丸」。睾丸が陰嚢の中に下りてきていない状態です。ほとんどの場合、1歳前後までに自然と下りてくるので過度な心配は無用です。稀に、2歳前後になっても睾丸が下りてこないと、精子をつくる能力が低下し、男性不妊の原因になるともいわれます。また、発がんとの関連性もいわれており、そういうお子様には早急な治療が必要です。
男の子を育てているママさんにとって、おちんちんはわからないことだらけ。「痛がる」「痒いみたい」「皮が多い」「ブツブツがある」など、気になることがあったらお気軽にご相談ください。泌尿器科医はおちんちんのプロ、一人で悩まないでお任せください。
症状は同じでも、年齢で呼び方が変わります。おねしょは「怒らない」「起こさない」「焦らない」が3原則。寝る前にトイレに行く、寝る前の水分摂取を控える、等生活習慣についての指導をしながら、改善していきます。
夜尿症に対してはもう少し踏み込んだ生活指導に加えて、抗利尿ホルモン薬等の投与を行います。夜尿をしなかった朝には思いきりほめてあげてください。「成功体験の積み重ね」が自信につながります。小学校高学年になるとキャンプや修学旅行等、家庭を離れる機会も増えてきます。行事を楽しくエンジョイするためにも早く治してあげたいですね。
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